総合型地域スポーツクラブ

世の中に総合型地域スポーツクラブなるものがあると知ったのは2013年の秋頃である。

文部科学省が平成7年度から15年度までの9年間、地域のコミュニティの役割を担うスポーツクラブづくりに向けた先導的なモデル事業として、地域住民の自主的な運営を目指す「総合型地域スポーツクラブ育成モデル事業」を実施してきました。

◇総合型地域スポーツクラブを拠点とした地域住民の主体的な取組

行政による無償の公共サービスから脱却し、地域住民が出し合う会費や寄附により自主的に運 営するNPO型のコミュニティスポーツクラブが主体となって地域のスポーツ環境を形成する。学 校・廃校施設の活用や学校へのクラブ指導者の派遣など、クラブと学校教育が融合したスポー ツ・健康・文化にわたる多様な活動を通じて、世代間交流やコミュニティ・スクールへの発展につ なげていく。

以上は文部科学省の生涯スポーツのページに詳しく出ています。

新潟の場合は公益財団法人新潟県体育協会が推奨しており、説明会やセミナーも開催しています。この説明会及びセミナーに出席し総合型地域スポーツクラブを立ち上げようと思いました。

チームを作ろう!という代表者、指導者、練習会場の3つがキーワードだと言いましたが、この3つのキーワードを克服するのに役立つと思ったからです。

総合型地域スポーツクラブの利点が他に1つありまして、それは公共の体育館の施設を管理運営できるという事です。

色々な他県も含め、立ち上がったばかりの施設管理している総合型地域スポーツクラブを現地視察し話を聞かせていただきました。

施設の管理は3年~4年で見直すことが義務付けられているようです。入札制度とは違うコンペ(審査員がいて前でプレゼンする手法)で戦い審査員が管理会社を選びます。まずよっぽどのことが無い限り同じ会社が再選するらしいです。それと新潟市内は公益財団法人開発公社が全て牛耳っています。開発公社は市の天下り先です!

施設の管理は諦め、体育館の使用で何かしらの優位性があると思い公共施設の管理は誰がを調べました。新潟市のスポーツ振興課と言うところが施設の利用料金も決めていました。

担当者の方と会い相談に乗ってもらいましたが、総合型地域スポーツクラブでの立ち位置を取り入れていないのが新潟市の現状で優位性はありませんとの回答でした。

文部省が県の体育協会が推奨していようが、新潟市は新潟市ですからと、それと新潟市としては同じ目的でオリジナリー的なスポーツ振興区を設置してますからとのことです。

結論、会費を取るスクールを目的として利用する場合は一般の利用料の2倍をいただくと決められています。

結論2、新潟市では総合型地域スポーツクラブを立ち上げても何ら意味がないことが分かりました。総合型地域スポーツクラブを名乗るのは止めました。県の体育協会に登録申請をする前で良かったです。

 

 

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